土の味(notギアス)

 勉強してばっかで書くことないなあと思いながら帰宅したら冷凍庫のドアがほんのちょっと開いていて、中のものが全部解凍状態になってた。13時間ほど……。ショック。マジか。

 とりあえず米だけ救出して、餃子80個(おいしくない)とパン粉(いつ買ったか不明)とレモン(いつ切ったか不明)とカットトマト缶の残り(いつ開けたか不明)はあえなくご臨終となりました。死後絶対不利になる。


 死後といえば、あの世に持っていきたいシングル50枚くらいあるかな?ってちょっと考えてみたけどそれほどなかったですね。当時はよく聴いてましたって曲はいっぱいあるけど、今は聴いてもそこまでの熱量が取り戻せないのが大半。書くかも不明なので1曲好きなのを。


We Are All Astronauts「Doves

https://open.spotify.com/track/52C7TZcyZPcl39JWziyrx4?si=4IeschHZQyegaiMN0LtLKQ


 大サビで一気に盛り上がる曲っていいですよね。カタルシスがすごい。そのテーマでくくったらいっぱい曲挙げられそう。なにかこれを表す専門用語はあるんでしょうか? わかんないのでカタルシス音楽って呼んでる。

 この曲はカール・セーガンの「コンタクト」にある特に私が大好きな文章を引用していて、何度聴いてもじんわり胸にくる。


“You’re an interesting species. An interesting mix. 

You’re capable of such beautiful dreams, and such horrible nightmares. 

You feel so lost, so cut off, so alone, only you’re not. 

See, in all our searching, the only thing we found that makes the emptiness bearable, is each other”.


 このアーティスト名も好きなんだ。we are all astronautsってシンプルだけど、Dovesを聴きながらながめると、たしかになあという気になる。だからこそカール・セーガンの文章も光るように見える。

 ふと思い出すのが、中学1年生の頃の担任が理科の先生だったので、本気で「宇宙の外にはなにがあるんですか?」と聞いたり、松原隆彦先生の「宇宙に外側はあるか」を読んで、真剣に思い馳せたりしたことなど(ちなみにド文系でもわかる大変丁寧な内容でした)。宇宙はなんか好き。数式書かれるとちんぷんかんぷんだけどさ。

 なんともメルヘンチックな言い方にはなるけど、人間みんなが重力から離れる日はいつか来るのかなあ〜。自分が生きてる間はなさそうなのが残念ですね。這いつくばって生きていこう。