クラクフ〜プラハ旅行記:1〜2日目 成田からクラクフへ

 10月半ばからポーランドクラクフチェコプラハトラブルに見舞われつつ一人旅してきました。今回の旅の目的は追々語るとして、旅程を組み立てるにあたり、特に交通手段について先人の皆様の知恵を大きくお借りしました。どうもありがとうございました。インターネットがあってよかった!

 8月末に思い立って航空券を買ったりなんだりしたので多分緩和の話が出る前じゃなかったかな。その頃航空券行き15万(成田→ドバイ→クラクフ)、帰り10万円(プラハ→ドーハ→成田)でした。行きの航空券は一瞬目を離した隙に11万から跳ね上がった結果なので、実質11万ということにしておいてください。恐らく燃料代。忘れたいんです、この記憶は……。

 

●1日目:成田からドバイ

成田国際空港

 22:30成田発ドバイ行き(トランジット)の便を目指して成田国際空港第二ターミナルへ。久々の空港だったので勝手が分からず18時過ぎに着く計画に。とはいえ成田なら色々遊べるだろ〜と軽い気持ちでいたら、行きのスカイライナーの中であらゆるお店が臨時休業中だと知る。制限緩和されて徐々に元通りになると思うけど、しばらくは一応見ときましょう。

 人がほとんどおらず随分静かな中とりあえずチェックイン。エミレーツ航空でオンラインチェックインしていたので別レーンに通してもらえてスムーズでした。あんま人いないのもあるけど。エミレーツ航空は機内持ち込みが厳しく、絶対1個!それ以上はダメ!と聞いていたけど、パスポートを入れるようなウエストポーチについては、「小さいので大丈夫ですよ〜」だって。あんまり心配することないと思います。

 そのあとクラクフの空港から市内にはい腹ごしらえ。仕方がないので唯一開いてたそば屋(といいつつタリーズとかは開いてます)に入る。お店がほぼ閉まってるせいか成田の客は全員ここに集約されていた。日本最後の飯はそばがいい……とあおさそば(温)注文したところ、

 見える? うどんです。小さな不幸だ……。でも食べる。美味しい。まあ海苔食べるために頼んだようなもんだし。

 そのあとエポス使ってラウンジで待てばいいのに出国審査を通ってしまい虚無の時間に突入。免税店も買いやしないというか買えないけどシャネルとか高そうなとこしまってたし。持て余した3時間でテイルズオブエターニアをプレイしひたすら待つ。直前にVitaをリュックに突っ込んだ自分の判断力すごい。すごいんだけど、毎度毎度ラウンジの存在忘れるのはなんなんですかね? 結局今までラウンジ使ったことない。なにが行われてるんだろうラウンジで……どんなところなんだろう。

 

エミレーツ航空でドバイへ

 エターニアやってたら時間来たので普通に搭乗しました。大型機だったので人数多くはあったけど、どこも三人掛けで真ん中が埋まらないような状況。実質ビジネスクラスだ!!!!

 デフォルトで毛布、クッション、イヤホンが置いてあり、アメニティは靴下、歯ブラシ、アイマスク。アメニティの存在忘れて全部機内に置いてきたけどものはよかったです。アイマスクうれしいよね。

 USB充電は2箇所。

 機内エンタメも豊富で日本映画とか日本語吹き替えとかたくさんある。機体カメラで外の様子も見られる(万年アイルシートマンには一番嬉しい)。

 機内食(夜)。ビーフかテリヤキか選べて、これはビーフ。全部うまい。まわりの乗客もほとんどビーフを選んでいた。テリヤキにはご飯がついてて主食がふたつになりアンバランスな感じで「あーよかったー」とか思ってたんだけど、

 機内食(朝)。50%に負ける。サーモンとオムレツの2択はわからないでしょ。あんかけおいしいんだけどね。ただオムレツであっても手前のパンがマフィンのため甘いものが多く、わりかしつらい食事であることは変わりなかったような……まあ私はグリーンピースごはん好き派なので色々ひっくるめてよし。

 ところで気になるのは、機内食って昔からおいしいところはおいしかったんでしょうか? 20年以上前に家族旅行でアメリカへ行ったときは機内食がチーズと肉だけ挟まったチーズバーガーと生のニンジンでした。あれも何航空だったかな……。

 

ドバイ国際空港

 現地時間04:40着。特別言うことなし(ベンチ座ってリュック抱え込んで寝てた)。バゲージスルーなのでやることもなく。免税店はギラギラ輝いてたしお店も結構やってたけどさすがに眠くて歩き回る元気はなかったです。

 モスクワ便も出ているらしい。

 搭乗時刻が近くなったのでゲート付近に行くと人がわらわらいて、クラクフ人気なんだ!と思ってよく見たらとなりのナポリ行きだった。クラクフ行きの乗客はあまり多くなく、ほとんど帰国するポーランド人ばっかりっぽかった。ドバイまで一緒だった日本人たちはイギリスやその他の国に散っていったようです。

 搭乗機までは距離があるためバスで移動。案内されるがまま動くだけでいいので、どのバスに乗れば……!?とか迷うことはないです。

 ここからはエミレーツ航空傘下のLCCフライドバイでクラクフへ行きます。

 

●2日目:ドバイからクラクフ

 フライドバイはLCCなのでだいぶサービスはしょぼいです。エミレーツとはうって変わって機内エンタメはすべてお金がかかります。映画も観たかったらお金を払わないとなんにも観られない。エミレーツでぎりぎり観終わらなかったバックトゥーザフューチャーの続きと思ってたけどだめだった。

 機内食はこんな感じ。かなり寂しいです。魚か選べたような気もするし、選べなかったような気もする。これはチキンらしいけどどれがチキンかは全然わからなかった。スパニッシュオムレツとソーセージとポテト? 食べたのにわからん。

 ドバイでお水を買い忘れた上機内がとにかく暑いので、熱中症になるかも……と不安でしたが、だめもとでCAさんにお水(機内食の写真に写っているボトリングウォーター)くださいと言ったら、もちろん!と分けてくださった。ありがとうございます。

 食べる以外は他にやることもないのであとはひたすら寝る。眠くない人はひたすら数独やってました(私はお絵描きロジックやってた)。フライドバイに乗る人はなんかしら持っていったほうが良いと思う。

 そんなこんなでクラクフに到着。そのまますぐ入国審査なんだけど、私が日本のパスポート出したらすぐ審査官が「えっ?」て顔して、他の審査官に「これどうしたらいい?」てな感じで見せてふたりであれこれこそこそとなにか話しはじめる。うしろで待っている他の入国者の圧を感じる。それからしばらくすると、やおらスタンプを手にして押し、無事入国審査通過。質問ナシでした。なんなの……? 日本のパスポートは強いんだがなんなんだか、よくわかりませんね。

 でまあ、なにがあったのかぼろぼろカラフルになったスーツケースを受け取って、

 ようやくついた〜〜〜〜〜!!!

 21時間くらいでした。次は市内観光へ。