クラクフ〜プラハ旅行記:2日目 クラクフ旧市街広場探索

●2日目:旧市街広場探索

 

 長時間フライトで疲労困憊……というわけでもなく比較的元気なので電車で市内を目指します。本当は水を買いたかったけど、自販機がことごとくコインオンリー、クレジットなしのため、ホテルのウェルカムドリンクを頼りにすることに。

 到着ロビーを出るとすぐに市内への電車案内があるので、それに沿ってホームへ。

 ホームには既に電車が到着していて、あわててチケットを購入しようとするも、なんだかうまく買えない……。おろおろしていると若い女性の車掌さんにポーランド語で「もう出るからとにかく乗って! チケットは中で買えますから!」と言われ(多分)、とりあえず乗る。

 不安だったので「20ズロチ(成田でこの分だけ両替しておいた)でクラクフ中央駅(Kraków Głowny)まで行けますか?」と聞いたら、大丈夫とのこと。空港から中央駅までの値段は14ズロチで、数年前の他の方の記事を読むともっと安かったので、値段は結構変わるっぽい。もうちょっと余裕を持って両替しておいた方が安心かもしれません。

 買えた。

 ぼーっと外を見てると20分くらいで着きます。空港と市内が近いってありがたいよね。

 市内に到着。中央駅は巨大デパート「gallerìa」と繋がっているので探せば水も買えたかもしれませんが、もうとにかくゆっくりしたいので見向きもせずにスーツケースひっつかんで石畳をひたすら歩く。当然トラム使ったほうが早いんですが、恥を承知で言うと日本のバスを間違えず乗れるようになったのも最近なので、歩ける距離だしやめました。

 途中で見つけた外貨両替所で1万円をズロチに替えておき、

 ゴロゴロ。。。

 ゴロゴロ。。。バルバカン砦です。今回は行きませんでしたが中にも入れます(冬季は閉鎖)。

 入口はこんな。

 ゴロゴロ。。。ヤギェヴォ大学が見えます。ポーランド最古の大学で、1364年から運営されている……というのは帰国してから知りました。もうちょっとちゃんと見ておけばよかった!

 

 そんなこんなで、

 この日の宿「Nobilton Hotel」。ウェルカムドリンクが2本ついててよい(片方は炭酸)。旧市街地から外れるとかなり暗い雰囲気になり、このホテルも壁に落書きがされまくり+部屋に着くまでに階段を上がったり下がったり曲がったりなんだりするのでとにかく怖かったのですが、特に怖い目に遭ったりはしませんでした。クラクフの夜は冷えるけど、部屋は二重サッシで全然寒くないです。裸族の自分が言うんだからホントだ!

 なお駅からはそこそこ歩かされるので、ヴァヴェル城観光したい人にはいいですが、駅を使う予定があるならやめといたほうがいいかなと思います。私は次の日朝イチから走る羽目になったので(私が悪いんだけど)。

 荷物を置いて旧市街市場広場へ。織物会館が立派。中にはお土産屋が連なっているけど、どれも観光地にありがちな、う〜ん……という雰囲気。結局クラクフではこのあともなにも買わず。なんともいまいち。近くにかわいいぬいぐるみ屋さんがあったので、あそこ行けばよかったかもなあ〜。

 ヨーロッパではよく見られる?観光用馬車がそこらじゅうにいるのでやや獣臭が……これはプラハでも同じような感じでした。

 聖マリア聖堂もどんと。中にはクラクフ最終日に入ったので、紹介はまたそのときに。

 そのままいったんホテルへ戻って休憩。このあたりで15時頃だったのですが、はじめての地でなかなか恐怖があったため、さっさとごはんを食べて、明日も早いしさっさと今日は寝ることに……しようとしたところで気がつく。

 バスのチケット買ってない!!!

 次の日アウシュヴィッツへ向かうバスのチケットを空港から到着したときついでに買っておくはずが、すっかり忘れており。この行き当たりばったりで計画性ゼロなゆえの非効率な行動は最後の最後までつづきます。ちなみにこの記録はなるべく時系列順に並べており、Googleマップかなんかで調べるといかにめちゃくちゃな道のりを歩んでいるか、なんとなくおわかりいただけると思います(あと但し書きがない限り基本全部徒歩です)。絶対参考にするなよな!

 

 駅の反対側にあるバスターミナルMDAまでせっせこせっせこ歩き、受付の女性に↓買いたい便を書いた紙を渡してチケットをお願いしました。

 慣れないポーランド語を一生懸命書いた(Lajkonik公式ホームページの丸写し)。緊張してAMとPM間違えてるね……。

 やった〜買えた〜! これで一安心。乗り場はG1であそこね、出発の15分前に来てくださいね、と言われる。ホテルから歩くと30分ほどなので、ホテル横のレストランで朝食はまず取れない。とりあえず晩ごはんを食べて、明日の分の朝食を確保することに。

 

 晩ごはんは絶対ピエロギを!と思い、地元で人気のピエロギ屋「Smakolyki Restaurant」でいただく。

 ミートとオニオンのピエロギ。中は肉がぎっしり詰まっていて、これだけでお腹いっぱいになりました。飲み物はスパークリングウォーター。たしか合わせて1000円くらいだったような。ワッ!となる金額ではないよね。

 ちなみにこれは茹でたピエロギだけど、焼いたピエロギもどうかしたら食べられるらしい。私はあともう一回ピエロギを食べたけど、それも茹ででした。日本のポーランド料理屋(ある?)でリベンジできるかな。

 ほんでもって朝ごはん買って2日目は終了!